こんな症状の時は

ワンちゃんやネコちゃんたちは自分から症状を伝えてはくれません。

飼い主様が日々の様子をしっかり見てあげることで、普段とは異なる様子を見つけることができます。そこで、どんな症状があれば、どのようにすればいいかお伝えできればと思います。


◉命の危険がある緊急性の高い症状 (すぐに来院が必要)

〇呼吸が荒い  

緊張や不安で呼吸が荒くなることがありますが、自宅で休んでいる時や寝ている時でも荒い場合は危険です。


〇尿が出ない

おしっこが出ないのは腎臓の機能が落ちているか、出口が塞がっている可能性があります。1日でも尿が出ないと命の危険があります。


〇ぐったりしている 

呼びかけや音に反応しない。意識が弱く、ボーっとして動かないのは危険な状況です。


〇ケイレンが長い、短時間で何度も続く 

いろんな原因でケイレンを起こしますが、いづれの原因においても、時間が長かったり回数が多かったりするのは危険です。一回のケイレンは数分で終わりますが、それよりも長い場合や短時間で繰り返す場合は重責発作(じゅうせきほっさ)といい、命の危険があります。


〇陰部からドロっとした液体が出ている(避妊手術していない女の子)

子宮蓄膿症といって子宮の中に膿が溜まっている可能性があります。黄緑色や黄土色っぽい膿、血混じりのチョコレート色の膿だったりとさまざまですが、すぐに病院で検査・治療が必要です。


〇足が動かない   

麻痺している可能性があります。神経症状の可能性もあれば、血の塊が詰まってしまうことで足が動かなくなることもあります。その場合命の危険が伴うこともあります。


〇異物を飲み込んだ  

おもちゃや針、植物、薬品など食べてはいけないものを飲み込んだ場合は早い対応が必要となります。飲み込んですぐの場合は、食べたものによっては吐かせることが可能です。「いつ」「何を」「どのくらい」飲み込んだか詳しく教えてください。


◉早めに病院で検査をしたほうがいい症状

〇咳        

咳は呼吸器の病気だけではなく、心臓病からも出ることがあります。様子を見ていると呼吸困難になることもあり得ますので、咳が出始めた場合は早めに検査をしていきましょう。


〇多飲多尿     

以前よりお水を飲む量が増え、水のような無色透明のおしっこが多量に出る状態が続くようなら、病気のサインです。犬で体重1kgあたり100cc以上、猫で体重1kgあたり50cc以上の水を飲むようなら多飲です。この数字は目安ですので、以前より飲水量や尿量が増えたなと感じたら病院で相談してください。


〇自宅でも震えている 

動物は緊張で全身がブルブルと震えることがありますが、自宅でも震えるのは病気のサインかもしれません。発熱や痛み、その他の病気の可能性があるため、早めに連れてきてください。


〇下痢・嘔吐    

単発の下痢や嘔吐はすぐに治ることも多いですが、続くようなら病気が隠れている可能性があります。下痢の場合は便を持参して来院してください。


〇頻回尿      

おしっこの回数が多く、一回の量が少なかったりトイレの時間が長かったりする場合は排尿トラブルがあります。可能なら尿を持参して来院をしてください。


〇かゆみ      

強いかゆみが出る場合は早めに来院してください。かゆみがひどいと寝られなくなる場合があり、掻きすぎて化膿することもあります。


〇歩き方が変    

骨や関節に痛みがあると、脚を上げたり引きずったりして歩き方が異なることがあります。数時間で治ることもありますが、痛みが続く場合や痛みが強い場合は検査が必要です。